ヤクシマスジクワガタの産卵木(産卵セット)の割り出し

深夜の更新につき、日が変わってしまいましたが土曜日(4月21日)は、気温が上がり、一足早い初夏の様な天候でした。

日曜日も一時的に気温が高くなりそうです。

今回は、先日行ったヤクシマスジクワガタの産卵木(産卵セット)の割り出しの様子をお伝えしたいと思います。

ヤクシマスジクワガタの産卵セットこちらは、1月に組んだヤクシマスジクワガタの産卵セットの画像です。

気温が低かった影響もあり、なかなか幼虫が見えなかったので、割り出しを思いっ切り引っ張った形になってしまいました。

既に3ヶ月以上経過しているので産卵木が良い感じに朽ちてしまっています。

※産卵方法は、本土のスジクワガタと全く同じです。

今回は、コバエ防止飼育ケース(中)成虫用マットクヌギ産卵木(S)x3本を用いてセットを組みました。

スジクワガタの産卵方法を紹介した記事

ヤクシマスジクワガタの産卵セットの容器の側面飼育容器の側面から小さな若齢(初齢、二齢)幼虫の姿が見えていました。

容器をひっくり返した様子ヤクシマスジクワガタの産卵セットをひっくり返した様子です。

小さな幼虫が数匹見えています。

※マットの白い部分は、マットの原材料の朽木から出た菌糸なので飼育上の問題は御座いません。

ヤクシマスジクワガタの初齢と二齢幼虫の比較です。画像は、ヤクシマスジクワガタの二齢(左)と初齢(右)の比較画像です。

初齢幼虫は、数ミリ(3から5ミリ前後)の大きさなのでマットの中に紛れ込むと見つけ出すのが困難なレベルです。

画像の二齢幼虫は、頭部が発達しているのでオスの確率が高いです。

産卵木の側面産卵木の側面には、削られた痕や幼虫の食痕が見えており中に幼虫が入っているのが分かります。

但し、幼虫は産卵木を食い尽したり、朽ちすぎたり、密集しすぎた場合などは、マットの方に移動する事があるので断言はできません。

産卵木を真っ二つに割った様子です。産卵木が朽ちて柔らかくなり過ぎていたので心配しましたが木を真っ二つに割ると無数の食痕と共に小さな初齢幼虫が姿を現してくれました。

産卵木を割って出てきたヤクシマスジクワガタの幼虫産卵木の中心付近からも幼虫が出てきました。

※親虫のメスが潜り込んだ痕跡があるので既に何匹かの幼虫が捕食されてしまった可能性もあります。

産卵木の破片から出てきた二齢幼虫産卵木の破片から出てきた二齢幼虫です。
周囲の朽木を粉々にして食べているのが分かります。

3本目の朽木を割った様子です。3本目の朽木は、古くなってカスカスになっていたのでイマイチでしたが中心付近から数匹の初齢幼虫が出てきました。

落ちた幼虫は、専用スプーンですくい上げると安心です。幼虫は、小さいので下に落ちた場合、指で摘まむよりも画像の様にエサ交換用のスプーンですくい上げた方が潰しのリスクを軽減できます。

ヤクシマスジクワガタの産卵セットの割りカスを容器に戻して保管します。ヤクシマスジクワガタとスジクワガタは、卵や幼虫が非常に小さく、1回の割り出しで全部の幼虫を回収するのが困難です。
産卵セットに用いた産卵木やマット(割りカス)は、飼育容器に戻して保管をして、1ヶ月くらい経過後に再度容器をひっくり返して幼虫の有無を確認される事をお勧めします。

今回のヤクシマスジクワガタの幼虫の割り出し結果今回の産卵セットから回収した幼虫32匹です。

マットから16匹、産卵木から16匹出てきました。

カップに幼虫マットを入れて保管します。一時管理用カップには、無添加虫吉幼虫マットもしくは、虫吉オオクワマットのいずれかの昆虫マットを固めずに入れて4から7日ほど外傷や虚弱な幼虫がいないかを見極める為に養生させます。

養生させた後に幼虫飼育ボトル550ccに無添加虫吉マットまたは虫吉オオクワマットを木製マットプレスで強く押し固めた物に投入すると良いです。
※ボトル投入の際は、二齢幼虫から優先的に行う事をお勧めします。

なお、一時管理カップは小さいので幼虫管理用のラベルを貼るスペースがありません。
カップには、種類等の情報を記載したビニールテープやマスキングテープを1匹ずつ貼って保管すると管理ミスを防げます。

週明けは、菌糸ビン詰めの作業がメインになりますが面白い情報が御座いましたらご紹介します。