国産オオクワガタやコクワ等の菌糸ビン交換

今日は、発送業務の合間を縫って8月に入れた幼虫のボトル交換作業を行いました。

※暴れられると小型化など厄介なので少しだけ前倒しして2.5ヶ月前後での交換を行っております。

菌糸ビンの様子

画像は、国産オオクワガタの2本目のブナ菌糸ビン850cc(2015年8月8日投入)の現在の様子です。

綺麗に食い尽くして若干暴れ気味の状態です。

この状態になっていると終齢末期の成熟期(黄色みが強くなる)の可能性が高いです。

成熟した終齢

予想通り、もうすぐ蛹室を作りそうな黄色く成熟した終齢が出て来ました。(かなりの大きさです)

この状態迄なっているとこれ以上大きくならないので3本目からマットへの切り替え飼育を行いました。

マットに切り替え

850ccボトルにオオクワマット木製プレスでカチカチに詰めてた物に3本目から切り替えました。

早ければ11月には蛹室を作っていると思います。

※今年は、未だ暖房は使っていませんが少しずつ蛹室を作り始めています。(冷房で21から23℃で保たれています)

食痕が全く無い状態

画像の様に2ヶ月以上経過しても全く食痕(茶色い部分)が見えない場合も多々あります。

お客様から心配だというお問い合わせをよく頂くのですが多くの場合は元気にしているのでご安心ください。

この状態の事を居食いと言い、中央付近に居座って中心だけ食い尽くしている事が多々あります。

※油断していると急に暴れが始まります。

終齢の背中

案の定、先ほどのボトル内の上の部分を交換用スプーンで数センチ剥がした途端に大きな終齢の背中の部分が見え始めました。

前の写真の綺麗な外見とは裏腹に中身は完全に粉々になって食い尽くされています。※既に糞食をしていた可能性があります。

30グラムを超える幼虫

先程の幼虫を慎重に出してみると30グラムを超える大きさまで育っていました。

上記の事が時々発生するので食痕が無いからと言って諦めないでください。

※中央でじっと居座って画像の様に巨大化している事もあります。

暴れ始めた菌糸

画像は8月18日に1本目のブナ菌糸ビン550ccに投入したアカアシクワガタです。

終齢末期(成熟期)になると急に暴れ始める事が多いです。

少し油断すると画像の様に突然、白い部分が無くなってしまいます。

※但し、今回の暴れは蛹化が近い事を意味します。

取り出した終齢

交換用スプーンを使って幼虫を慎重に出します。

画像では、迫力がありませんが、そこそこの大きさのオスの終齢です。

ボトルに投入
2本目は、550ccボトルにオオクワマットを木製マットプレスでカチカチに固く詰めた物に投入しました。

この状態で蛹化を待ちます。

温度によって左右されますので何とも言えませんが年末年始には羽化すると思います。

食痕が少しの菌糸ビン

こちらは、食痕が少ししかありませんが8月18日に入れた国産コクワガタの1本目のブナ菌糸ビン550ccです。

こちらもお客様からのご報告も多いのですが、小さいので食痕が全く見えないまま前蛹やサナギ、または成虫になっている事もあります。

※因にメスは、オスよりも小さいので死んでいると思って雑に掘り出して潰さない様に注意してください。(慎重に掘ってください)

掘り出した終齢

先ほどのボトルから掘り出した終齢(オス)です。

体色を見る限りでは、未だ未だ大きくなる幼虫です。

※終齢まで育っていれば前述のとおり、エサを切り替えています。

ボトルに投入

幼虫飼育ボトル550ccにオオクワマットをカチカチに固く詰めた物に投入しました。

終齢時に菌糸ビンを与えると暴れ(掻き混ぜ行動)を起こして縮んでしまう恐れがあるのでエサを切り替えています。

※この方法でも実際に50ミリオーバーが毎年羽化しています。

1本目の菌糸ビン

こちらは同じく8月18日に1本目のブナ菌糸ビン550ccに入れたオオクワの幼虫です。

2ヶ月で替え頃になってしまう事が多いので状況を見ながら早めの交換の必要もあります。

※必ずしも3ヶ月に1回の交換とは限りませんのでご注意ください。

出て来たオスの終齢です。

先ほどのボトルから取り出したオスの終齢です。

体色を見る限り、未だ未だ大きくなるのでブナ菌糸ビン850ccに入れます。

※メスの場合は、オスよりも成長が早いので2本目からオオクワマットへ切り替える事もあります。

シャベルでくり抜きます

終齢を投入する際は、菌糸ビン専用シャベルが役に立ちます。

画像の様にクリグリと穴を空けて行きます。

穴を空けた画像

大きな終齢が潜れる様に大きめの穴を空けた画像です。

菌糸ビンに入れた様子。

画像の様に頭から入れると勝手に潜って行きますので蓋を閉めるだけで完了です。

秋が深まり、だんだんと肌寒くなって来ましたが未だ未だ飼育の秋は、続きそうです。