本土ヒラタなど2017年6月15日の夜間採集

今日の福岡県福津市は、日中は晴れの暑い一日でした。

今晩も早速、夜間の採集(ウォッチング)に出掛けました。

樹液に集まっていた本土ヒラタのペアです。画像は、樹液に集まっていた本土ヒラタクワガタのペアです。

※画像の個体は、50ミリを少し超える大きさでした。

今年は、昨年よりも少し気温が低いので、その分だけ発生が遅く、これでも今季の最大サイズです。

因みに6月以降に樹液に集まっているメスの多くは、画像の様にオスと一緒にいる事が多く、既に交配済みの確率が高いので飼育下では単独で産卵可能です。

樹液で発見したメスこちらは、クヌギの根元から出ている樹液で発見した本土ヒラタのメスです。

樹皮の裂け目から出ている樹液を吸っていたのですがライトの灯りに気付いて少し警戒しています。

※越冬個体だったので写真だけ撮影しました。

木から落ちて来たオス人の気配に驚いて木の上から落ちて来た本土ヒラタ(48ミリ前後)のオスです。

今年の九州北部は、梅雨入り後にまとまった雨が降っていないので夜間の湿度が低く本格的な発生は、来週以降になりそうです。

潜り込んでいるメス樹皮の裂け目に入り込んでいる本土ヒラタのメスです。

平べったい体形を利用してパッと見た感じでは気付かないような場所に隠れている事が多いです。

メスを探す際は、洞察力や勘も必要かもしれません。

35ミリ前後のオスこちらは、本日最も多く見かける事が出来たコクワガタ(35ミリ前後)のオスです。

オスの方が沢山見つける事ができます。

小型のオス画像は、クヌギの樹の上から落ちて幹に止まったノコギリクワガタの小型のオスです。

小型個体は、直線的な鋸状のアゴを持ち、大型個体は湾曲した水牛のような迫力がある大アゴを持っています。

小型と大型とでは、別種の様に全く形が異なります。

※因みにギザギザのアゴの形状(小さな突起)が名前の由来です。

天然カブトのオス今日は、今年最初の天然カブトムシを見掛けました。
小さいので写真だけ撮影して帰りました。

今年の梅雨は、例年に無いほど雨が少なく樹液の量がイマイチですが着実に夏が近づいているようです。

もうすぐシーズンに突入するので今後が楽しみです。


本土ヒラタなど2017年6月15日の夜間採集” への2件のコメント

  1. 天然ヒラタクワガタの採集羨ましいです(;_;)
    青森県にいないのでホント羨ましいです!

    コクワガタならそこそこの50mmクラスはいるんですけど、ヒラタクワガタのほうが好きです!笑

    天然採集のヒラタクワガタほしいので頑張ってください!
    虫吉さんからのブリード個体のヒラタクワガタしかいないので天然のヒラタクワガタがほしいです!

    • いつもお世話になっております。
      クワガタ工房 虫吉です。
      コメントありがとうございます。

      今晩も天気が崩れる前に採集に出掛けました。
      65ミリクラスを見つけたのですが洞に潜られてしまったので諦めて帰りました。
      週明けにリベンジしたいと思います。

      先程、天然採集品のヒラタ53ミリを出品致しました。

      今年の九州は、梅雨に入っても雨が少なく、樹液が出ている木が少ないですが明日から雨が続くので雨上がりのヒラタの発生が楽しみです。

      今後とも宜しくお願い致します。

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