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幼虫用添加マットのガスとガス抜き

当店では幼虫にも安心安全で直ぐに使える無添加の幼虫マット(エサ)の販売をメインにしていますが流通している殆どの発酵マットには発酵促進の為に小麦粉や動物性タンパク質などの添加剤が大量に含まれている事が多いです。
添加剤入りの発酵マットを略して「添加マット」とも呼びます。

添加マットは、添加物が腐敗した時にアンモニア等のガスが発生する事が多く使用時には注意が必要です。
また、夏場の高温時に分解し切れていない添加物の成分に大量のバクテリアが異常増殖を起して発熱を伴う「再発酵」と呼ばれる現象が起きる事が多く、知らずに使ってしまうとボトルの中で全滅という自体も招きかねません。

それでは、実際に「ガス」や「再発酵」がどういう物か説明します。
先ずガスが発生すると部屋中(家中)が臭くなる様な何とも言えない様な悪臭が漂います。
牛糞か何かが腐った様な臭いです。お客様より、奥様に怒られたので無添加マットに変更したというお話を聞いた事が有ります。
添加剤が致死量に近い含有量の物は、いつまでも臭っている事が多いです。特に夏場の高温時には注意が必要です。
また当店では、ガス発生回避の為に行なっておりませんが数十リットルをまとめて1袋に入れてある様なマットは、夏場の発送中の高温で中心付近が発酵を起して異常な高温状態になる事が多く、そのまま使うと危険です。
※当店の場合は、添加剤が微量だけ含まれるオオクワマット産卵マットだけではなく、添加剤の有無に関わらず全てのマットを4リットルずつ小分けにして空気穴を開ける事によりガスの発生と再発酵を抑える様にしていますのでご安心ください。

せっかく育てた幼虫が死んでしまう確率を減らす為に添加マットのガス抜きについての簡単な説明です。

 
コンテナに広げる
1.先ずコンテナに添加マットを広げる
新聞紙を掛ける
2.次に乾燥防止の為に新聞紙等を掛ける

やり方は、収納ケースやコンテナにマットを広げて日の当らない風通しの良い場所に数日間放置するだけなので簡単ですが、1週間経過しても臭う場合があり完全に臭いが取れないと危険です。
また添加剤が多い場合は、臭いが消えてもボトルに詰めて使用中に気温が上がった時に中のマットが再発酵(発熱)を起してして死んでしまう事もあります。
添加剤入りのマットは、一歩間違えると死亡や逆に小型化の原因になってしまいます。

夏場はコバエなどの雑虫も多いのでガス抜き作業中にコバエの温床になってしまう事もありますので注意が必要です。

当店の無添加虫吉幼虫マットは、手間もかからずに大きく育つのでお勧めです。


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