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菌糸ビンの水滴について

菌糸ビンとは、生きたキノコの菌床が入ったアイテムです。

なのでキノコの菌にとって快適な温度20から25℃以内での飼育をお勧めします。

キノコの菌床は、酸素を消費して木屑を分解して土に戻そうとする働きが有ります。

温度が高くなると呼吸量が増えて分解が加速するという特性もあります。

キノコの菌は、この分解作用の際に必ず水と二酸化炭素が出ます。

その際に出て来た水(遊離水)で白い皮膜を湿らせて菌床内部を乾燥から守る「防衛本能」が有ります。

これは自然界でも行われている現象でキノコが生えている木は表面もしっとりしています。

特に寒い時期の加温や空気が乾燥しやすい季節は、この「水」が出やすい傾向があります。

ビンの底に水が溜まらない限り、絶対に強制排除や容器を逆さまにしないで下さい。

無理な排水対策は、成長のトラブルになりやすいです。

菌糸ビンの遊離水

当店での実際のキノコの防衛反応の写真を載せておきます。

かなりの量の水(遊離水)が溜まっている様に見えますが、これは劣化では有りません。

表面水なので菌糸ビンの菌床の含水率にも影響が有りません。

幼虫はこの水を気にせず、おかまい無しで食べ進みます。

但し、使用後に直ぐに水が溜まってしまう環境は設定温度が高過ぎて乾燥や菌糸によるオガクズの分解が早まっている状態の可能性が高いので少し温度を落としてあげてください。(冬場は20℃前後で大丈夫です)

※ボトルの内部(芯部)温度は外気の温度(暖房器具の設定温度)よりも2から4℃高くなる場合も御座います。

1500ccの遊離水

※夏場の温度が高すぎる場合や冬場に25℃を超える無理な加温をしてしまった場合、菌が活発になり過ぎて劣化(水っぽくなる)のが早まるので適切な温度での飼育をお勧めします。