今晩の本土ヒラタなど採集の様子(2016年6月17日)

昨日は、夕方くらいまで雨の天気だったので採集はお休みでしたが今日は朝から晴れの天気で絶好の採集日和でした。

早速、店長と夜間の昆虫採集に出掛けました。

幹を歩いていたヒラタのオス
最初のポイントで見つけたクヌギの幹を歩いて移動していた本土ヒラタクワガタのオスです。

50ミリ前後のサイズでしたが、右後脚の符節(爪)が欠損しており残念ながらリリースです。

ここ数日で一気に樹液が出る木が増えて多くの個体を見掛ける様になりました。

高い場所に集まるペア
クヌギの幹の高い場所に集まる本土ヒラタのペアです。

※上の大きい方がメスで下に隠れている小振りな方がオスです。

雨上がりの翌日は、よく見掛けます。

樹液に集まったペア樹皮が剥がれた箇所から出る樹液に集まった本土ヒラタの45ミリ前後のペアです。

画像では分かりにくいのですがオスのアゴの斜め上にメスが隠れています。

※オスは、そこそこの大きさだったのですが残念ながら越冬個体(昨年以前に発生した個体)だったのでリリースしました。

(魚釣りで言うところの「キャッチ&リリース」です)

大型のオス
クヌギの根元付近の樹皮が剥がれた場所で見つけた大型の本土ヒラタのオスです。
※実は、オスの奥にメスが隠れていました。

こちらのオスは、60ミリを大きく超えていましたが残念ながら越冬個体だったのでリリースしました。

梅雨の時期に発生数がピークを迎えるので、お気に入りの木を見つけると入れ替わり立ち替わりで次々と別の個体が集まっている事が多いです。

特にメスは、採れる木と採れない木がパッカリと分かれてしまいます。

樹洞や樹皮の剥がれが有って、そこから樹液が出ている事が条件です。

小型のノコギリのオスとメス
別ポイントのクヌギの高い枝から出ている樹液に網を伸ばしてみると小型のノコギリクワガタのオス3匹とメス3匹が一気に採れました。

平野部に近いポイントでは、その他にも沢山の個体を見掛けました。

65ミリオーバーの水牛
久し振りにノコギリの65ミリオーバーの水牛かと思いきや残念ながら左後脚の符節が切れていました。

※勿論、そのまま元の場所にリリース(持ち帰らずに逃がす事)しました。

今度は、少し車を走らせて山頂付近のポイントに向かいました。

カブトのメス
最初の木で今シーズン初のカブトムシのメスを見つけました。

未だ発生初期で個体数は少ないですが今後が楽しみです。

小振りなのオス
少し奥に進んだクヌギの高い場所でから出る樹液で見つけたカブトのオスです。

※60ミリ前後の小振りなサイズだったのでリリースしました。

今年は、例年よりも少し気温が高いので比較的早く採れ始めるかもしれません。


今晩の本土ヒラタなど採集の様子(2016年6月17日)” への2件のコメント

  1. 水牛のノコギリクワガタかっこいいですね。
    私の通っているポイントにも少なからず生息しているみたいなので、大型水牛を採りたいですね。

    2件報告があります。
    スジクワ♂33㎜ upを採集しました。
    顎欠け固体だったのが少し残念ですが、35㎜upに向けて良い刺激になりました。
    もう一つは、先日ヤクシマスジ♂が無事完品羽化しました。
    サイズは目測では36~37㎜程度だと思われます。
    さらに大きな♂の蛹化がまだですが、体が固まったら改めて画像付きで報告させていただきます。
    それではまた。

    • ユウさたん様

      いつもお世話になっております。
      コメントありがとうございます。
      こちらは、福岡でも北部の海岸側になるのでスジクワガタが生息しておらず羨ましい限りです。
      福岡でも南部(大分県との県境)には沢山生息しているのですがなかなか採集には行けません。

      大型個体の採集や羽化の際は、是非ご報告ください。

      今後とも宜しくお願い致します。

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