四国に続き福岡でも桜の開花宣言が出されました。
毎年、春以降に羽化して来る個体に化け物級の巨大クワガタがいるので今年もワクワクしています。
今回紹介する新成虫は、オキノエラブヒラタクワガタの67ミリの特大個体です。
この種類は、アゴが太く湾曲するので70ミリを超えさせるのが困難です。
但し、65ミリを超えるとアゴが極太になって湾曲が出てカッコいいです。
また、アゴ先が鋭く湾曲して太いので個人的には好きな種類です。
※アゴの裏に毛が生えており少し変わった種類なのでヒラタクワガタ系が好きな方には必見の種類です。
・産卵方法を紹介した記事>>
下記のエサ交換で羽化させました。
- 1本目(2013年5月17日):虫吉ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目(2013年8月13日):虫吉ブナ850cc
- 3本目(2013年10月16日):無添加虫吉マット850cc
⇒2014年2月下旬羽化です。
※蛹室を作り始めたので4本目の交換は行いませんでした。
終齢末期(黄色みを帯び始めた時点)で菌糸ビンに入れると、突然暴れ(掻き混ぜ)を起こし始めて逆に小さくなってしまう事が有るので、低ストレスの無添加虫吉マットでの飼育へ切り替えました。
※暴れを起こすと菌床の白い部分が数日で消滅するくらい幼虫が動き回って痩せます。
無添加虫吉幼虫マットは、添加剤が入っていないので添加剤の腐敗によって発生する発酵ガスや発酵熱が存在しない幼虫に安心な商品です。
劣化が遅く持ちが良いのでこの種類の場合、交換頻度を3から4ヶ月に1回に落とすことができますので交換時の環境変化によるストレス痩せのリスクも軽減できます。