オキノエラブヒラタクワガタの産卵方法(産卵セット)

オキノエラブヒラタクワガタ今回は、久しぶりにクワガタの産卵方法を紹介したいと思います。

このブログで未だオキノエラブヒラタの産卵方法を紹介した事が無かったので先日、組んだ産卵セットの様子をお伝えします。
ヒラタ、ノコギリの産卵方法

オキノエラブヒラタは、沖永良部島に棲息するヒラタクワガタ亜種でアゴの裏に微毛が生えてる変わったクワガタです。

マイナーな感じのクワガタですが実際は、ドッシリとした「これぞヒラタ」といった感じのバランスが良い形の個体が多く、『通好み』のクワガタです。

ヒラタクワガタの仲間に共通して言えることですが羽化して4ヶ月以降のペアで気温が23から28℃前後(気温の日格差が少ない環境)で産卵可能です。
※加温飼育の際は、22から24℃でも産卵可能です。(25℃以上は、蒸れの心配が有ります)

秋以降に羽化した場合、真冬は低温(無加温/常温)で越冬させた方が産卵効率が上がります。
したがって温度管理ができない場合は、越冬が明けて5月から6月頃に産卵させると良いです。

今回、紹介する情報は、全てのヒラタクワガタに共通なので今年の産卵の参考にしてみてください。

それでは、産卵方法の詳細を説明します。

オキノエラブヒラタの産卵に必要な主な飼育用品産卵に必要な主な飼育用品は下記のとおりです。

・飼育容器:コバエ防止飼育ケース(中)

・産卵木:クヌギ産卵木(M)x2本

・昆虫マット:産卵用マット(ヒラタ、ノコギリ、カブト兼用)

産卵木をバケツに入れて加水します。産卵木(2本)をバケツに入れて加水しています。

※説明が遅れてしまいましたが産卵木のセット(加水)は、晴れの日に行った方が水切れが良くなるのでお勧めです。

産卵木にペットボトルで重しをします、使用前の産卵木は乾燥しており、プカプカと浮かんでしまうので画像の様に水を入れたペットボトルなどを乗せて重しをします。
※スポンジの様にブクブクと気泡が上がっているのが分かります。

〇産卵木(M)は、材質的に20から30分の加水時間で大丈夫です。

日陰で産卵木の水を切ります。加水が終わったら日陰干しで6から8時間ほど水を切りを行います。

画像の様に逆さにしたカゴやザルの上に置いた方が水切れが良くなります。

産卵木の樹皮を全ぐ剥がします。水切りの作業が終わったらステーキナイフで産卵木の樹皮を剥がします。
※刃物を使うと怪我の恐れがあるので安価な物で構いませんのでステーキナイフがオススメです。

産卵木の樹皮を完全に剥がします。産卵木は、2本とも樹皮を全部剥がして構いません。

これで下準備は完了です。
次は、飼育容器へのセットに移ります。

飼育容器の底をテープで補強します。産卵木を容器にセットする前に余裕が有れば、梱包用のテープ(パッキングテープ)を容器の底に十字に貼って補強して割れ防止対策を行うと良いです。
※光が反射して分かりにくいですが縦横にテープを渡した状態(十字)に貼っています。

産卵マットを容器に入れます。先ず、コバエ防止飼育ケース(中)に産卵マット(4リットル入り)を約半分(2リットル)だけ入れます。
※この分量が産卵木(M)を2本使った際に4リットルを余す事無く使い切れる目安です。

横から見た飼育ケースのマット押し固める前の容器に入れた2リットルのマットの参考画像です。

木製マットプレスで押し固めます。木製マットプレスを用いてマットを押し固めます。
体重をかけ過ぎて飼育容器の底を割らない様にご注意ください。

なお、割れ防止の為に下に玄関マットを敷いていますが雑誌や折りたたんだ新聞でも代用が可能です。

マットを固めたら上に産卵木を乗せます。固め終わったら先ほど下準備をした産卵木を2本入れます。

上から残りのマットを全部入れます。残り半分の産卵マットを全部入れます。

手で軽く隙間を埋めで完了です。手で軽く隙間を埋めて完了です。

この作業の際は、絶対にマットを上から押さえ付けないでください。
酸欠やマットの嫌気性発酵で産卵が上手く行かない恐れがあります。

産卵木の横からのイメージです。横から見た、産卵木のイメージです。
綺麗に真ん中に埋め込まれた状態になっています。

※説明しやすくする為、横から見える様に埋め込みましたが容器の側面から産卵木が見えていなくても問題ありません。

なお、数日後に産卵木にカビが発生したというお問い合わせを頂く事がございますがカビは飼育上の問題がありませんのでご安心ください。

オキノエラブヒラタのペアリングを行っています。画像は、産卵セットを組む数日前からペアリング(交配)の為に小さめの容器で同居飼育させているペアです。

ヒラタクワガタの仲間は、オスがメスを挟んで傷つけたり殺してしまう事が多いので念の為、オスのアゴを縛っています。
オスのアゴ縛り方法

●画像の飼育用品は、Beケース(ミニ)ココナッツマットプチえさ皿イエロー果汁ゼリーです。

産卵セットにオキノエラブヒラタのメスを入れます。産卵セットへは、ペアリング(交配)済みのメスのみを入れます。

季節や気温などの環境にもよりますが、4週間から1ヶ月くらい経過しても卵や幼虫が見えない場合のみオスを3日間ほど再投入して様子を見てください。

●画像の飼育用品は、クヌギの落ち葉超高たんぱくワイドカップゼリーワイド用1つ穴エサ皿)、ホワイト高たんぱくゼリー16グラム用1つ穴エサ皿)です。

★2018年4月27日追記:オキノエラブヒラタの産卵セットの割り出し記事>>>

産卵セットの割り出しタイミング

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九州産の産卵木の販売>>>