超特大サイズのアマミノコギリの羽化と長寿の天然個体の紹介

今日の福岡県北部は、湿度が高くジメジメとした曇りの1日でした。

今回も最新羽化の大型個体を紹介したいと思います。

アマミノコギリクワガタ80ミリ前後

画像は、5月20日に羽化したばかりのアマミノコギリクワガタの限りなく80ミリに近いサイズのオスです。

勿論、パーソナルベスト更新サイズで手に乗せると独特の重量感があります。

アマミノコギリ80ミリ前後の尺寸

先ほどの個体をノギスで尺寸している様子です。

現時点では、80ミリジャストなので引き締まって79ミリになる可能性もあります。(ただし、大型サイズなので独特の重量感があります。)

今回の個体は、2017年の夏に入荷した天然のメスを秋に産卵させて得られた幼虫を下記のエサ交換リレーで羽化させました。
(飼育温度は、約20から22度の一定です。)

・1本目(2017年12月10日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc

・2本目(2018年4月1日、終齢):無添加虫吉マットボトル850cc

・3本目(2018年9月20日、終齢):同上

・4本目(2019年1月12日、終齢):同上

→2019年4月3日に前蛹(サナギの前段階の姿)になっていたのを確認したので以降の交換なし。

2本目からは、終齢での菌糸ビンの暴れ(かき混ぜ)による縮みと交換頻度を落とす為に無添加虫吉マットへの切り替え飼育を行なっております。

マットボトルについて

無添加なのでボトルに固く詰め込んでも有機物の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しない上に持ちが良いので交換頻度を落とせてストレス痩せも軽減できます。

アマミノコギリの場合は、約4ヶ月に1回の交換がベストです。

大型個体のコツは、温度を上げすぎない事や前回と前々回のブログ記事で少し紹介した空気循環(サーキュレーション)も重要だと思います。

ボトルに投入した際に上に出てきたり、激しい上下動をさせると縮んでしまいますので幼虫だけでなく、ボトル内の微生物にも十分な酸素が供給される様にしなければなりません。

あと、ノコギリの仲間の終齢は、気温が上がる初夏から夏にエサ交換を行うと落ち着きが悪くなりやすいので縮み防止の為、夏の交換を避ける様に調整する事も重要だと思います。

今後も更なる大型個体が羽化しましたら紹介したいと思います。

ここからは、長寿の天然採集品の紹介を行いたいと思います。

2017年7月に入荷した天然アマミノコギリのメス

画像は、年明けのブログでも紹介した2017年7月に入荷した天然アマミノコギリのメス(33ミリ)です。

流石に老化で口ヒゲが固化して、弱々しくなってしまいましたが無事に我が家にやってきてから2回目の夏を迎えつつあります。

勿論、天然アマミノコギリの長寿のパーソナルベストです。

最初に羽化紹介した大型個体の母親と同時期に採集されて入荷したメスなので驚きです。

こちらは、18から21度の場所で飼育しています。

マットはココパウダー、エサは国産プレミアム昆虫ゼリーを与えています。

他の個体も越年して無事に初夏を迎えてくれました。

2018年7月入荷のアマミノコギリのメス

こちらは、2018年7月に入荷した天然アマミノコギリのメスです。

爪の欠損も無く、2020年に向けて順調に頑張っています。

この種類は、最も長寿のリュウキュウノコギリの亜種になるので毎年の様に越年や長期飼育を楽しんでいます。

今年も奄美に台風や大雨などの影響が無い限り、7月上旬頃に天然個体の入荷があるかもしれません。

最後にもう1匹長寿の個体を紹介します。

2018年7月入荷の天然ミヤマのメス

こちらは、2018年7月に入荷した天然ミヤマ(宮崎産)38ミリのメスです。

既に老化で6本全ての爪が欠損してしまいましたが無事に初夏を迎えてくれました。

到着してから1年を迎えようとしています。

かなり厳しいかもしれませんが何とか7月まで頑張ってくれたらと思っています。

いよいよ本格的な昆虫シーズンに突入しましたので面白い情報があれば紹介したいと思います。