トカラノコギリクワガタ幼虫の飼育状況です。(2013年11月2日)

トカラノコギリクワガタの幼虫6月17日に割り出したトカラノコギリクワガタの幼虫の現在の生育状況です。

以前紹介した大爆産の記事>>

現在3本目へのエサ交換でアベレージが15から16gの大きさで60ミリ台後半から70ミリが狙えそうな大きさまで育っていました。

3本目のマットで伸びてくれると70ミリオーバーの個体が羽化するレベルです。

菌糸ビン飼育の場合だとゆっくりと食べて一気に大きく育って行きます。

但し、余り食べていないからと言って放っておくと菌糸の劣化と共に急に暴れ(菌床の掻き混ぜ)を始めるので早め早めの交換がベストです。

下記のエサ交換で飼育中です。

  • 1本目(2013年6月21日):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2013年9月18日):ブナ850cc
  • 3本目(2013年11月2日):虫吉無添加マットボトル850cc  ※メスは、2本目からこのエサで可。

2本目は、雌雄の羽化ズレ防止の為にエサを使い分けています。

ただし、オスでも2本目の菌糸ビンで暴れてしまう幼虫が多いので縮みのリスクを考えると2本目から切り替えの方が良いかもしれません。

終齢で菌糸ビンで投入した場合は、暴れ防止の為に1.5ヶ月ほどで交換しています。

※暴れると菌床の白い部分が数日で消滅するくらい動き回って痩せます。

マットボトルについて

添加発酵タイプと異なり、残留添加成分の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないのでボトルに固く詰め込んでも幼虫に安心です。

加えて持ちが良いので固く詰め込んでおくとトカラノコギリクワガタの場合は、確実に4ヶ月に1回の交換頻度で済むので交換時のストレス痩せを低減できます。

少し先になるかもしれませんが大型個体やカッコいい個体が出てきましたら紹介します。