真っ赤なミシマコクワ48ミリとヤクシマコクワ50ミリ大型個体の羽化情報

三連休も最終日が終わりましたが福岡県でも早朝は薄らと雪が積もる寒い一日でした。

※深夜の更新なので2月13日になってしまいました。

今日は、2月上旬に羽化した新成虫を少し紹介したいと思います。

ミシマコク48ミリ

画像は、2月上旬羽化のミシマコクワガタ48ミリの超特大のオスです。

この種類は、50ミリオーバーの難易度が高いので、これでもかなり大きなサイズになります。

翅の色が赤くて綺麗な種類です。(頭部、胸部は茶褐色に近い色です。)

現在は、三島村の条例で採集禁止になっている種類なので繁殖品のみの流通になります。

●下記のエサ交換リレーで羽化させました。

※2017年春以降の飼育温度は、基本的に21から23度前後です。

⇒2018年1月15日に既に蛹になっているのを確認したので3本目への交換無し。

2本目からは、いつもの様に終齢での菌糸ビンの暴れ(掻き混ぜ)を避けてじっくりと大きく育てる為にマットへ切り替えました。

菌糸ビンからマットへの切り替えについて>>

小型の分だけ成長(加齢)が速く菌糸ビン飼育の際に終齢で突然暴れ始めて激縮みを起こしてしまうので注意が必要です。

虫吉オオクワマットは、固詰め対応なので木製プレスを用いてカチカチに押し固めていただいて構いません。

固く詰めた方が途中で緩んだり乾燥の心配がなくなります。

マットボトルの詰め方>>

今回は、もう1匹大きな個体が羽化していました。

ミシマコクワ48ミリ

こちらも2月最新羽化のミシマコクワ48ミリ(あと0.数ミリで49ミリ)の大型個体です。
※虫吉の大型個体パーソナルベストタイ記録です。

●エサ交換リレーは下記のとおりです。

  • 1本目(2017年6月19日、二齢):クヌギ菌糸ビン500cc
  • 2本目(2017年10月19日、終齢):虫吉オオクワマット(500cc、前述のとおり)

⇒2018年1月15日に既に蛹になっているのを確認したので3本目への交換無し。

交換回数を減らして大型化に成功させています。

クワガタ飼育ボトルのサイズ選びについて>>

ヤクシマコクワ48ミリ

こちらは2月上旬に羽化したばかりのヤクシマコクワガタ48ミリの綺麗なオスです。

画像では伝わりにくいですが先ほど紹介したミシマコクワに比べて光沢が無く、アゴや横幅が太い種類になります。

※極太系でアゴの太さとラインがカッコいいので個人的に好きな種類です。

天然採集品同様、赤み(発色)のバラつきがあり、黒と赤の中間色の個体も多いです。

昨年入荷した天然のメスから産まれた幼虫を育てました。

●エサ交換リレーは下記のとおりです。

  • 1本目(2017年8月13日、二齢):クヌギ菌糸ビン500cc
  • 2本目(2017年12月8日、終齢):虫吉オオクワマット(500cc)

⇒2018年1月15日に既に蛹になっているのを確認。

交換リレーに関しましては、基本的に前述のとおりです。

ヤクシマコクワ50ミリ

こちらは、1月下旬羽化のヤクシマコクワガタ50ミリの大型個体です。

※2018年最初の50ミリオーバーです。

●エサ交換リレーは下記のとおりです。

  • 1本目(2017年8月10日、二齢):クヌギ菌糸ビン500cc
  • 2本目(2017年12月8日、終齢):虫吉オオクワマット(500cc)

⇒2018年1月15日に既にサナギになっているのを確認。

最初の投入から半年未満での羽化ですが無事に大きく育ってくれた様です。