トカラノコギリクワガタ幼虫のマットボトル交換

5月22日は、気温が高い蒸し暑い一日でした。

今回は、先週末に行った幼虫のマット交換の様子をお伝えしたいと思います。

※記事内のボトルは、現在、550cc→遮光タイプ500cc、850cc→遮光タイプ800ccに変更になっております。

トカラノコ中之島産の終齢16グラム

画像は、3本目の交換時に掘り出したトカラノコギリクワガタ(中之島産)終齢16グラムです。

この体重で上手く行くと70ミリを羽化させる事が可能です。

●昨年の夏に産卵セットから割り出した幼虫を下記のリレーで育てています。

  • 1本目(2017年8月6日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc(現在は遮光ブナ500cc
  • 2本目(2017年11月25日、終齢):無添加マットボトル850cc(現在は遮光タイプ800cc

幼虫期間が長い傾向があるので、最初の1本目だけ菌糸ビンで一気に終齢まで育ててから上記のとおり、2本目からエサを切り替えてでじっくりと育てています。

※終齢での暴れ(菌床の掻き混ぜ行動)の防止にもなりますしマットボトルの方が逆に大型化してくれる傾向があります。

菌糸ビンからマットへの切り替えにていて>>

マットボトルについて

一般的な添加剤発酵のものと異なり、ボトル内で残留成分の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に安心な上に食いつき抜群な商品です。

持ちが良いので、確実に4ヶ月に1回まで交換頻度に落とせて掘り出し時のストレス痩せのリスクを大幅に軽減できます。

また、ガス抜き、加水の必要もありません。

3本目のボトルに投入します。

3本目も引き続き、マットボトル850ccへ投入しました。

5月下旬なので今回の交換が最後になってしまうかもしれません。

今後の羽化が楽しみです。

中之島産の終齢17グラム

こちらも同じくトカラノコギリ(中之島産)の17グラムの幼虫です。

エサ交換のリレーは、先程の個体と全く同じです。

  • 1本目(2017年8月6日):ブナ菌糸ビン550cc⇒
  • 2本目(2017年11月25日):マットボトル850ccです。

今年の4月に紹介した幼虫同様、春に交換したものは、全体的に大きく育っているようです。

2018年4月3日に紹介した幼虫の記事

悪石島産の終齢16グラム

こちらは、トカラノコギリ(悪石島産)の16グラムの終齢です。

今回は、こちらの産地も大きく育っていました。

こちらも昨年の夏に割り出した幼虫を育てています。

●今回までのエサ交換リレーは下記のとおりです。

  • 1本目(2017年8月13日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2017年11月16日、終齢):マットボトル850cc

十分に70ミリを狙える体重です。

3本目で最後の一伸びをして更に大型化してくれると良いのですが。

悪石島産17グラムの終齢

こちらも同じく悪石島産のトカラノコギリの終齢です。

中之島産同様に最大で17グラムまで育っていました。

エサ交換リレーは、先程の幼虫と全く同じです。

  • 1本目(2017年8月13日)ブナ菌糸ビン550cc⇒
  • 2本目(2017年11月16日)マットボトル850ccです。

3本目も前述のとおりの交換なので省略いたします。。

全体的にアベレージが高いので久しぶりに70ミリオーバーが乱発してくれる事を祈っています。