今季初のノコギリクワガタ&本土ヒラタ(2016年6月11日採集)

今日は、午前中から蒸し暑く汗ばむ様な一日でした。

今晩もいつもの様に店長と夜間採集に出掛けました。

昨日(6月10日)は、急用で採集がお休みだったので今回は範囲を広げて遠出をしてみました。

小型のノコギリのオスとメス画像は、今季初採集のノコギリクワガタです。

高い場所の枝から出ている樹液に網を当ててみると小さめのオス2匹とメス1匹が入っていました。

※小さなオスはリリース(持ち帰らずに元いた自然にそのまま帰す事)しました。

いよいよ本格的に発生が始まった様です。

大型のオスこちらは、少し離れた場所に有るクヌギの巨木で捕まえた大型のノコギリのオスです。

後で測ると大きな方は水牛タイプの67ミリ、小さな方は55ミリでした。

※画像で見るとオス2匹とメス1匹ですが実際はもう1匹メスが入っています。

本土ヒラタのオス帰る途中でツルの間から出ている樹液を吸っている本土ヒラタクワガタのオスを発見しました。

平べったくて小さい個体も多いので隈無く探すと思いがけない場所にいたりします。

このポイントは一通り回ったので例の山頂付近のポイントへ移動してみました。

3匹のオスいつも何かしらの個体をを見掛ける木に向かってみると3匹の本土ヒラタのオスが樹洞付近の樹液に集まっていました。(大きな方は、45ミリでした。)

縄張り争いをしていた最中だったのかもしれません。

強いオスが居座る傾向が有ります。

小型のオスクヌギの幹の高い場所の樹液で見つけた小型の本土ヒラタのオスです。

梅雨入り直後の肌寒い時期は、夜行性昆虫が少なくて寂しい感じですが、その代わり頻繁に見掛ける事が出来ます。

※直ぐ下にいる小さな昆虫は、ヨツボシケシキスイという小型の樹液性の甲虫です。

樹液に集まるオスこちらも根元付近の樹皮の裂け目から出ている樹液に集まった本土ヒラタのオスです。

今日は、メスを見掛ける事が出来なかったのが残念です

来週は、雨の予報が出ていますが雨上がりの採集が今から楽しみです。

当店では、天然採集品も全て涼しい場所で1匹ずつ個別に管理を行なっております。

マヒや欠損が無い元気な個体のみをお届け致します。

勿論、死亡着時の補償付きです。