昨晩(厳密に言うと今日)は、深夜の森に採集に出掛けました。
私達がドングリから育てている森の木にも大きな漸く昆虫たちが集まり始めました。
大量の樹液が出ている細いクヌギの木で見つけた立派な角のカブトムシのオスです。(後から測ると74.5ミリでした。)
植樹から4から5年目の細くて若い木ですが早くもがやってきました。
広大な放置竹林を兄(店長)と一緒に開墾→植樹を行ってから12年が経過しようとしていますが漸く、大きなオスを写真に収める事ができました。
自分たちで作り上げた森に集まった昆虫を見て何とも言えない感動が湧き上がりました。
※本当に長い道のりでした。
こちらも同じく植樹した森で見つけた大きなオスです。
今年は、まだメスが余り発生していない様ですが全体的に立派なオスが多いです。
コナラの木を揺すってみると少し小振りなオス2匹とミヤマクワガタのペアが落ちてきました。
九州北部では、両者の発生が殆ど同じなので夜間よりも夕方や明け方の少し明るい時間帯に木を蹴っ飛ばして揺らすと上から大量に降ってくる事もあります。
こちらは、別の山で見かけた少し小振りなメスです。
こちらも細い枝から出ている樹液を吸っている赤い色のメスです。
※右斜め上には、コクワガタもいます。
樹液が出ているクヌギが有るポイントは、既にオスたちの独壇場でした。
今年も80ミリ超級の採集を目指して頑張ります。
夏の風物詩なので暑さに強いと思われがちですが実際は、高温に弱い夜行性の昆虫です。
日中に30℃を超える場所で飼育すると衰弱や死亡の原因になってしまいますので必ず冷房が効いた涼しい場所での管理をお願いします。
【30℃以下(出来れば25から28℃くらい)】
当店が取り扱っている天然採集品は、コンディションを維持する為、冷房が効いた場所で1匹ずつ個別に管理して元気な個体のみを厳選しております。