クチノエラブノコギリの幼虫の割り出し

今日の福岡県福津市は、明け方に雨が降りましたが日中は、晴れの過ごしやすい天気でした。
但し、11月中旬になると日に日に朝晩の冷え込みが厳しくなっています。

クワガタの成虫も冬眠の為、空調管理の場所から常温管理の場所へ引っ越し作業を少しずつ進めています。
※基本的に日本産(離島産も含む)クワガタは、室内常温(暖房無し)でも越冬可能です。(但し、活動済み(エサを食べ始めた状態)のノコギリクワガタは少し加温した方が良いです。)

今回は、先週末に行ったクワガタの幼虫の割り出し(幼虫回収)を紹介したいと思います。

クチノエラブノコギリの産卵セットの割り出し画像は、8月に組んだ天然クチノエラブノコギリ産卵セットをひっくり返した様子です。

幼虫回収まで少し引っ張りすぎてしまったので卵から終齢幼虫まで入り混じっています

クワガタの産卵セットの割り出しのタイミングについて>>>

●使用した主な飼育用品は、下記のとおりです。

・飼育容器:コバエ防止飼育ケース(中)

・昆虫マット:産卵用マット(ヒラタ、ノコギリ、ミヤマ、カブトムシ兼用)

・産卵木:クヌギ産卵木LLサイズ(通称:爆産材)

・エサ:国産プレミアム昆虫ゼリー

クチノエラブノコギリの産卵方法を紹介した記事>>>

クチノエラブノコギリの卵こちらは、マットの中から見つけたクチノエラブノコギリの卵です。
※2から3ミリの大きさです。

卵は、温度にも左右されますが10日から14日ほどで孵化します。

出て来た卵は、割りカス(割った後の朽木やマット)と一緒に容器内に戻しておくと勝手に孵化しますので4週間から1ヵ月後に再びひっくり返して回収すると良いです。

クチノエラブノコギリの初齢、二齢、終齢幼虫です。こちらは、左から初齢、二齢、終齢幼虫です。
孵化した幼虫は、2回の脱皮を繰り返して終齢になります。

柔らかい幼虫が蛹になり固い殻に覆われた成虫に変化するのが昆虫の神秘的で不思議な部分の一つでもあります。

クワガタの成長過程の紹介>>>

クチノエラブノコギリの産卵に使用した朽ち木クチノエラブノコギリに用いた産卵木です。
幼虫が入り込んだ無数の食痕があります。

産卵木をマイナスドライバーで割って行きます。マイナスドライバーを用いて幼虫を潰さない様に産卵木を割って行きます。

幼虫の食痕(食い進んだ痕)の逆側や堅い部分から割って行くと潰しが少なくなります。

産卵木から出て来たクチノエラブノコギリの幼虫です。産卵木から出て来た幼虫です。

周辺に見える木屑の坑道は、食痕(しょくこん)と呼ばれる食い進んだ痕です。

体の色が肌色なのは、腸内に溜まった木屑が透けて見えているだけで一時的な物です。(異常ではありません)
因みに直前までマットを食べている幼虫は黒っぽく見えます。

産卵木の中心付近から出て来た幼虫小さな幼虫は、産卵木の小さな破片からも出てくるので潰さない様に慎重に割って探してください。

幼虫をスプーンでカップに移します。幼虫は、小さいので指で摘まむと潰してしまったり傷が付いてしまうので画像の様にエサ交換用のスプーンを用いて一時管理用カップに移すと良いです。

クチノエラブノコギリの産卵セットの割りカスクワガタの幼虫の割り出しは、1回で全部の幼虫を回収するのが困難なので産卵に用いたマットと産卵木片は、再び飼育容器に戻して最低でも4週間から1ヶ月ほど保管してから幼虫の有無を確認してください。

容器には、種類と割り出し日を記載したテープやメモを貼っておくと管理が簡単です。

クチノエラブノコギリの幼虫の割り出し結果今回の割り出しで採取した幼虫です。
全部で31匹です。
※割りカスの中に卵を戻したので後で少し多くなるかもしれません。

カップにマットを入れて保管します。カップには、無添加虫吉幼虫マットを固めずに入れて保管します。
傷や虚弱な幼虫を見極める為、4から7日ほど保管して二齢幼虫から優先的に菌糸ビン550ccマットボトル850ccへ投入すると良いです。

カップには、幼虫管理ラベルを貼るスペースが無いので種類と割り出し日を記載したビニールテープやマスキングテープを1個ずつ貼ってください。

終齢幼虫をマットボトルに入れました本日、終齢幼虫だけマットボトル850ccに入れました。
菌糸ビン用シャベルで少しだけ穴を開けると潜りやすくなります。

後はフタを閉めて3から4ヵ月毎に同じくマットボトル850ccへ交換して行きます。

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