福岡県福津市で自己採集したヒラタクワガタの繁殖品(天然物の子供=WF1)の超特大ペアです。
繁殖品ならではの大型サイズです。
力強くどっしりした姿が特徴の人気のクワガタです。
また、非常に丈夫で飼育し易いクワガタです。
・オス:65mm、2018年12月羽化の新品成虫、状態良好、欠損異常なし
・メス:36mm、2018年11月羽化の新品成虫、状態良好、欠損異常なし
※マヒや爪切れ等の欠損が無い、写真(参考画像)と同レベルの元気なクワガタをお届け致します。
オスメス共にエサは高品質、高栄養価の国産プレミアム昆虫ゼリーを与え1匹ずつ大切に管理しております。
もちろん未使用、未交配、未産卵ですので元気の良さはバツグンです。
■里山の怪力王!ヒラタクワガタ
九州、四国、本州(北限は東北南部)に棲息する大型のクワガタです。
愛好家からは本土ヒラタ、国産ヒラタと呼ばれています。
キバ(大アゴ)の挟むパワーがクワガタの中で最強です。
大きなもので7センチを超えます。
また、暑さ寒さに非常に強く、加えて寿命が長いので飼育し易いです。
羽化して3年以上生きた報告例もあり、オオクワガタやコクワガタと並び越冬して長生きするクワガタとして知られています。
羽化して間も無い新成虫のクワガタや気温が低い季節は、動きが鈍くエサを余り食べなかったり、マットに潜ったままになる場合が御座います。
クワガタの性質上、特に異常などの問題では御座いませんのでご安心ください。
新成虫は、羽化から1から4ヶ月ほど経過して夏を迎えると活発な動きになります。
越冬後の成虫は、春から初夏に掛けて活動を開始します。■飼育方法について
飼育推奨温度は、0から28℃以内です。(真夏は、冷房をお勧めします。)
日中に30℃を超えない限り、成虫の温度管理の必要は有りません。
複数年、生きて寒さに非常に強いので冬でも安心して飼育できます。
飼育下でも自然下同様に冬場は、冬眠させた方が長く生きてくれます。
※冬場に過度の加温で活動させると短命や産卵不調の原因になるので避けてください。
北海道などの寒冷地の方でも冬場は室内であれば問題なく飼育可能です。
◆飼育推奨アイテム◆
・コバエ防止飼育ケース(中サイズ)、エサ皿(ミニケースの場合はプチエサ皿)、昆虫ゼリー(イエロー果汁ゼリー、ブラウン黒糖ゼリーなど)、成虫用マット、止まり木、クヌギの落ち葉セット、樹皮など
飼育ケース(中サイズ)に昆虫マット(成虫用)を5 〜10センチほど入れ、隠れ家となる落ち葉や止まり木を入れます。
エサは昆虫ゼリーとなります。エサ皿に入れて昆虫ゼリーを与えるとより衛生的です。
※コバエ防止飼育ケースを使うとコバエ侵入予防だけでなく乾燥も軽減してくれるので飼育が楽になります。
◆メスの推奨飼育スタイル◆
ヒラタクワガタのオスは、気性が荒く喧嘩をしてメスをキズ付ける恐れが有りますので、繁殖や交配時以外はメスのみ飼育ケース(ミニか小サイズ)で単独飼育をお勧めします。
※ミニ、小サイズの飼育容器の場合、マットの深さは3から7センチの範囲内で大丈夫です。
繁殖の際は、飼育ケース(小か中サイズ)で2、3日だけオスと同居させて下さい。
■繁殖(産卵)について
繁殖(産卵)推奨温度は、23から28℃前後です。
温度管理なしの場合、5から9月頃まで産卵可能です。
繁殖品の場合、越冬後か羽化して3〜4ヶ月経過して更にオスとメス両方が活発に動いてエサを食べていたら大丈夫です。
交配(ペアリング)の際は、オスがメスを傷付けない様に落ち葉などのメスの隠れ家を入れ交配を見守るか、2〜3日間だけ同居させたあとでオスを飼育ケース(小か中サイズ)で単独飼育をして下さい。
◆繁殖推奨アイテム◆
コバエ防止ケース(中または大)、クヌギ産卵木(SからM)、虫吉昆虫マット(産卵用)、エサ皿、クヌギの落ち葉、樹皮、昆虫ゼリー(イエロー果汁ゼリー、ブラウン黒糖ゼリー、産卵促進用ホワイト高たんぱくゼリー)
※飼育ケースの底に産卵用マットを5センチほど固めに詰め、その上に加水後に日陰干しを行なった産卵木(樹皮を完全に剥いだ物)を置き、再び産卵用マットで完全に埋める方法で大丈夫です。
コバエ防止飼育ケース(中サイズ以上)を使うと霧吹きなど加水の必要は有りません。
コンディション抜群の新品成虫につき長く生き、たくさん産卵してくれるので十分に飼育を楽しませてくれます。
また複数年生きてくれるので、お子様のペットとしても最適です。
■ お客様の声
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はじ様 | 2018-05-04 |
前から飼いたかったヒラタクワガタを購入させてもらいました。届いた時に、梱包がとてもしっかりしていて驚きました。中にいたクワガタも元気でとても良かったです。またこれからも利用させていただきます。 | ||
お店からのコメント
2018-05-07
この度はクワガタ工房 虫吉をご利用頂きありがとうございます。
本土ヒラタは以前から飼育したかったクワガタなんですね。 東日本にはあまり棲息していないクワガタです。 当店の梱包はクワガタを第一に考えたクワガタファーストで行っております。 こちらこそ今後とも何卒、宜しくお願い致します。 はじ様のまたのご利用を心待ち申し上げます。 |
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江の島むしぼー様 | 2017-12-29 |
虫吉さんの本土ヒラタは特に人気があるので、超特大サイズが購入できてラッキーでした! 今回も良個体ですね。ありがとうございました。 |
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お店からのコメント
2018-01-04
いつもクワガタ工房 虫吉をご利用頂きありがとうございます。
明けましておめでとうございます。 当店ナンバーワンの人気のクワガタです。 大型個体ならではの迫力のある個体です! 今年も宜しくお願い致します。 江の島むしぼー様のまたのご利用を心待ち申し上げます。 |
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メリアル様 | 2017-07-15 |
今回クワガタの中で一番好きな、ヒラタクワガタを注文させて頂きました。届いた生体はとても元気で迫力十分、すごく格好良いです。来年はブリードに挑戦し、より一層飼育を楽しみたいと思います。 | ||
お店からのコメント
2017-07-16
いつもクワガタ工房 虫吉をご利用頂きありがとうございます。
ご注文のヒラタクワガタ、無事に到着したようで安心しました。 またお気に入り頂けたようで安心しました。 繁殖も楽しみですね! メリアル様のまたのご利用を心待ち申し上げます。 |
お届けについて(梱包について)
全国どこへでも安心、安全にお届け致します。
過去の通販の経験と実績から、最も安全かつ確実な発送方法と当店自慢の真心を込めた梱包法を使い、季節を問わず日本全国どこへでも確実に元気なクワガタ、カブトムシをお届け致しております。
![]() 昆虫を入れる容器 |
![]() 昆虫発送時の箱 |
成虫の発送には、割れ破損防止の為に大型カップ(空気穴開き)に1匹ずつ入れて、更に発泡スチロール箱に夏季は大型保冷材、冬期は使い捨てカイロを一緒に入れて発送致します。
(カップには、エサと敷き材の昆虫マットの他に夏季は新緑や青葉、冬期は落ち葉を入れ里山の自然と薫りを一緒に添えてお届け致します。)
また他の商品との同梱包発送も可能です。
死着などの補償について(2つの安心補償!)
①到着時の補償
お受取り時に死亡、衰弱、欠損があった場合はお申し付け下さい。
補償致します。
②さらに安心!業界初の3日間の飼育補償
飼育説明書もお付けしますのでご安心下さい。
なお、飼育説明書どおり飼育してお受取りから「3日以内」に死亡した場合にもご遠慮なくお申し付け下さい。
補償致します。
※補償に掛かる費用は全て当店が負担致します。
皆様に自然や昆虫とのふれ合いを楽しんで頂けます様に全力を尽くします!
飼育方法について
飼育・繁殖でご不明な点が御座いましたら親切丁寧に完全サポート致します。
解説と飼育について
ヒラタクワガタ【Dorcus titanus】
九州、四国、本州(北限は東北南部)に棲息する大型のクワガタです。
平べったい体型が名前の由来です。(体が「平たい」ので「ヒラタ」です。)
種類が多い離島産のヒラタと区別する為に愛好家からは、「本土ヒラタ」「国産ヒラタ」と呼ばれています。
黒く平べったい形と太い大アゴの根元の大きな突起とその上の細かいノコギリ状の小突起が特徴の挟む力が非常に強いクワガタです。
キバ(大アゴ)の挟むパワーがクワガタの中で最強クラスで、まさに里山の怪力王です。
大きさは、オス30〜74ミリ、メス19〜42ミリ。
7センチを超える個体は、独特の何とも言えない重量感があります。
飼育下では、オス75ミリ、メス43ミリ超えの報告例があります。
メスは、上翅の点刻列(スジ)が目立たずにツルツルとした感じで光沢が強い事や前腕が湾曲している点から同時期に発生するコクワガタと容易に見分ける事が可能です。
東北、北海道には生息していないので、寒さに弱いと思われがちですが実際は強い耐寒性を持っています。
北日本や北海道に棲息していない理由は寒さではなくて、インドネシア(または大陸→台湾)→沖縄→南西諸島と伊豆諸島→九州→四国と本州ルート。
もしくは朝鮮半島→九州→四国と本州ルートという2つのパターンのルートで九州経由で日本に辿り着いて、本州は関東から北に向かって分布拡大の最中であるという見方が正論の様です。
因みに太平洋側のヒラタクワガタよりも日本海側のヒラタクワガタの方が飼育下で明らかに大型化しやすい様に感じます。
成虫は、特に5月〜梅雨明け迄の間にクヌギの樹液に集まります。
平べったい体型を利用して樹液に近い樹洞や樹皮の裂け目に器用に隠れます。
標高が高い山地より平野部に生息する傾向があります。
オスのフェロモンにメスが集まってくる習性があるので、稀に大型の強いオスの元に5匹以上のメスが集まって一夫多妻制のコロニーを見掛けた事もあります。
メスとの住処(大きな樹洞)を奪い合う為、夜な夜なオス同士が激しく争う姿を見掛けます。
メスは交配後に産卵の為、オスの元を離れて行きます。
里山に生息するクワガタなので暑さ寒さに非常に強く、加えて寿命が長いので飼育し易いです。

・飼育の推奨温度:5から30℃
※最低気温は少し低くても大丈夫ですが、30℃以下をお勧めします。)
真冬に成虫を暖かい場所で飼育すると体力の消耗が激しくなってしまい産卵や寿命の面でデメリットが発生しやすいです。
カブトムシとは違い、羽化して3年以上生きた報告例もあり、オオクワガタやコクワガタと並び越冬して長生きするクワガタとして知られています。
産卵は、気温が上がり始める春から秋(概ね5から9月まで)が適しています。
天然のペアは、直ぐに繁殖が可能です。
繁殖品は、羽化から4ヶ月目以降のペアが確実です。
飼育や産卵も簡単な種類なので、お子様と楽しみたい方にも最適です。
幼虫は、1匹ずつマットボトル850ccに入れて3から4ヶ月に1回の交換で育てる方法が手軽です。
大型個体を狙う場合は、最初の1本目だけブナ菌糸ビン550ccに入れて2本目からマットボトル850ccでのマット飼育への切り替えをオススメします。
大きく育てるためには、20℃前後(18から24℃)の一定温度での飼育をお勧めします。
虫吉では、菌糸ビンからマットボトルへの切り替え飼育で毎年の様に70ミリオーバーのヒラタクワガタを羽化させています。